私は、リハビリ職員として勤務しています。どの人をリハビリするかは、朝決めたりその日に決めたり自由です。なので、毎日同じ人をリハビリしたり、月に一度や年に数回しかしない人などいます。
 でも、どの人を行うかは、こちら側が決める。行ってもらう利用者(患者)は、決められない。なのでたまに、あの人にやってもらいたいと希望を言う人も居ます。でも希望は通らない事が多いです。行う内容が同じならどの人がやっても同じで、どの人でも良いと思います。でも希望が出てきます。
 それは、人によりやる事や接し方が違います。もちろん人の体を治すには、やり方が決まっていないので、それぞれやり方が違うのはしかたがないでしょう。それに、専門職が行う事なので、素人からすれば違いが解りにくく、誰にやってもらいたいの希望になる要因としては少ないと思います。
 ならなぜ希望が出てくるのでしょうか?。私が思うに、専門職ですが、サービス業でもあります。希望する人に上がって来ない人は、サービス業としての精神が少ないと思います。専門職として、行ってあげている!!!と上から目線であると言える。
 今までは、高齢者向けの職業は食いっぱぐれが無い安泰な分野でした。しかし、これからは高齢者が減っていくじだい。上から目線のサービス精神が無い行為を行っていてはダメではないと思います。今は、提供する側が選ばれるから、差が無く業務可能でした、これからは、選ばれて何ぼの時代になるでしょう。現に指名制を導入してはどうかとの声もあります。指名制が国が認めるようになり、保険で適用され、指名された人や事業所が単位(お金)を取れる様になるかもしれません。
 指名制が導入されれば、人気の無い人や事業所は消えるでしょう。私の職場でも、奉仕の精神が無く人気の無い人が居ます、導入されれば消えるのでしょうか。
 私は、リハビリは、人対人が行う事、希望されるぐらい信頼される必要が有ると思います。なので私は、指名制の導入も良いと思っています。